脂肪吸引と脂肪細胞
脂肪吸引は脂肪細胞が皮下に増えすぎて、健康上問題が生じている人の治療法の一つとして開発されたものです。ですから、ダイエット目的で作られたものではないのです。でも、生活習慣や食習慣を見直し、運動をすることでダイエットする方法は、なかなか続かない人が多いようです。
そんな人に、脂肪吸引は手術を受けるだけでダイエットすることができるものというように映るかもしれません。でも脂肪細胞は、太っている人、肥満の人、ダイエットを希望している人にはいらないものとなるかもしれませんが、脂肪細胞にはいろいろな役割があるのです。
たとえば、脂肪には体温を調節する働きがあります。外界と内臓との間にあって、外気の温度が直接内臓に伝わらないようにする作用があるのです。また、脂肪細胞があることで、外からの衝撃を和らげる働きもあります。外界の衝撃を脂肪細胞が一度吸収することで、直接骨や体の器官に伝わるのを防ぐのです。
また、もし何か起きた時のためにエネルギーを蓄えておく役割もあります。ですから、脂肪細胞を痩せさせるのではなく、脂肪細胞自体をなくしてしまう脂肪吸引は慎重に行わないといけないのです。
